心療内科で診察受けてきました。
2004年11月8日 摂食障害
うわー統合失調症て。
近くのK市で殺人事件があって犯人が統失だと今ニュースで。
少しブラックジャックによろしくを思い出してしまったと。
まーそれは置いといて、更新ひさしぶりですね。
いやー↓の日記を最後に更新ストップしたのは悪かった。反省。
先週は過食嘔吐がひどかったりして。
起床後直後〜寝る直前まで延々と過食嘔吐の繰り返しなんて、
体力的にも精神的にもやっぱシンドイ。何より食費がイタタタタタタタ。
ホント食材無いは金無いわで困りはてて、
さすがに新しいバイト探してみようと思ったわけだが。
話かわって、土日のお話。
病院(心療内科クリニック)行きました。
めちゃくちゃ嫌がってたわけなんですけど、行って来ちゃいました。
しばらくの間悩みまくってたが、金曜日にやっと予約をとった。
受付の人の対応がかなり優しかったからそこでとりあえず少し安心。
前日に電話しただけに朝から夕方まで予約がギッシリだったのだけど、
よく勇気を出して電話をくれましたねな雰囲気で無理矢理入れてくれた。
15、6歳の時に行ってたのとは別のとこ。
彼サンが探してくれ、そして一緒に行ってくれた。
土曜の朝、彼サンがうちの地元まで電車で来て、
駅からK市の病院(隣の隣の地域)まで自転車で2ケツして行った。
自転車の所要時間は1時間ちょい。
なんか中学生みたいだけど・・
チャリブームはしばらくおさまりそうにない( *´艸`)
無事クリニックに到着。
でも付いたら不安爆発。
不安と言うか憂鬱と言うか怖いと言うか・・・帰りたいと。
彼サンと一緒じゃなかったら確実に入り口のとこでくるっと回って逃げ出しただろう(σ´д`)σЙё
覚悟を決めて入りましたが。
待ってる間は妄想爆発、と(怪
一人の世界を泳いでましたね(もちろん溺れかけで。
「もうちょっと待ってね」と言いに来た受付の人に
「先生って怖い人ですか?」とか聞いてるわけで、
後から思えば恥ずかしいこと聞いちゃったなと。
とりあえず恐怖だったと。
そしてフと「あたしは何の為に此処に来たのだろう?」と疑問に思ったり(今更。
あたしが恐怖でだいぶ我を失ってたからか
彼サンが診察の時中まで付いてきてくれると言ってくれた。
実際1対1なんて環境に耐えられそうになかったが、
でも18歳のくせに自立してない子だなーと思われる方が耐え難いことだと思い診察には一人で入った。もうどうにでもなれとd(´∀`。)
センセーの第一印象はヨカッタ。想像してたよりヨカッタ。
センセーの笑顔見るととりあえずホっとすることができた。
「今日はどうされましたー?」
「えっと、過食症なんです」
「あら、それは大変。毎日するの?」
「はい」
「何回くらい?」
「1回ですむ時はすむけど大抵2〜3回位」
「ほう・・もしかして朝から晩までずっとやってる?」
「はい、起きてる間ずっとやってたりすることが殆どです」
「あららららら〜。それは大変だ。いつから?」
「15の時です」
「ほうー。大分前だねー。今は高3かな?」
「いえ、中退してます」
「今は何してるの?」
「何もしてないです」
「じゃァ家では何をして過ごしてる?」
「えっとー・・食べるかネットをしてるかです」
「過食してる時は何も考えずにすむのかな?」
「いえ、過食してる時の方が色々考えてしまいます」
「何を考えるのかな?」
「過去のことへの後悔とか、これからの不安とかです」
「うんうん。じゃァ食べてない時はそれらは考えずにすむ?」
「食べてない時はそれらを考えるより食べたい食べたいの衝動ばかりです」
「うんうん、なるほど。」
「趣味は何ですか?」
「ぇ、趣味?!ぇーと・・・ぇーと、うーん・・・・(考えすぎ)。」
「特に無いかな?」
「えっと・・英語くらい(趣味なのか?」
「ほほう。じゃー今英語の勉強とかしてるの?」
「いや、全然してないです(苦笑。」
「うんうん、なるほど。」
「高校は何処に行ってたの?」
「S南高校です」
「あーそうなの。僕その学校に行ってるんですよー(精神科医として」
「へぇーそうなんですかー(実は知ってた。)ははは〜」
−今まで行った病院、クリニックのセンセーとか治療の話やカナダでの話等(省略)−
「どんな治療がしたいとか何かイメージあります?」
「ぇ、治療のイメージですか?!えーと・・・んーよくわからないです。」
「そうかそうか、うん。今センセー考えててねぇ。どんな治療がいいだろうって」
「はァ・・(そんなバリエーションがあるのか?」
「今まで薬は何を処方されてた?」
「ルボックスを」
「効いた?」
「効かなかったです・・(苦笑」
「うんうん。」
「パキシルっていうのがあるんだけどね。僕はそれを試してみたらどうかなーと思って」
「はい(名前は知ってる」
「ルボックスと同じSSRIなんだけどね。やっぱり多少違うので。」
「はい」
「でもまァ摂食障害は薬で治るものでは無いんですよ。」
「はァ」
「元々鬱で、それが原因で摂食障害が発症した場合は薬で解決したりするだけど、
今話を聞いてみるとそうではないみたいだから。」
「はい・・」
「ちょっと理解しにくいかもしれないけど、難しかったら遠慮なく言ってね」
先生がどういう風に言ったかそのまま書き出せないが、
大体こんな内容だった↓
中学生、高校生あたりは思春期と言ったりするんだけど中学生と高校生ではやっぱり全然違うの。中学生の心はまだだ子供である自分にとって苦しい状況にぶつかったとしても対応したり浄化する力がそこまで備わってない。
その為そのわだかまりをほっておくと摂食障害などの心の病気が発症する。
人間は中学生・高校生等、何度か節目があってそこを乗り越えて進路を考えて成長していくが、何も考えず自然にトントンとそこを通りすぎて社会人になって行く人もいるし、中学の頃から将来にしたいことを考えてそこに向かおうとする人もいる。でもそこで摂食障害が発症するとできないことが増えたり、何かをしようとしても過食が邪魔をして、どうにもこうにも前へ進めなくなったりする。そしてそうしてるうちに元々将来に目標があったのに自分が何をしたいかなんてわからなくなって目標を失ってしまう。
(15歳から今の状態を振り返ると、まさしくあたしはその状態に陥っている。)
摂食障害は薬物治療で治せる様な単純なものじゃない。
センセーのとこに来たからと言ってすぐ治るものでもない。
摂食障害を治すには数年単位の時間を見ておく覚悟はいる。
摂食障害を治す為には精神療法(正しくは精神分析的個人精神療法と言うらしい。いわゆるカウンセリング)を受けて過去で浄化しきれなかった問題を一緒に探して(←大抵本人には自覚が無く時間はかかるが)、カウンセラーの力を借りて浄化する必要がある。
まァこんな感じで説明してくれた。
分担執筆でだが摂食障害の本を著書してるだけあって
ダイエットが原因なんて言う素人並のアホ医者発言はさすがになかったd(▽`*)
近くのK市で殺人事件があって犯人が統失だと今ニュースで。
少しブラックジャックによろしくを思い出してしまったと。
まーそれは置いといて、更新ひさしぶりですね。
いやー↓の日記を最後に更新ストップしたのは悪かった。反省。
先週は過食嘔吐がひどかったりして。
起床後直後〜寝る直前まで延々と過食嘔吐の繰り返しなんて、
体力的にも精神的にもやっぱシンドイ。何より食費がイタタタタタタタ。
ホント食材無いは金無いわで困りはてて、
さすがに新しいバイト探してみようと思ったわけだが。
話かわって、土日のお話。
病院(心療内科クリニック)行きました。
めちゃくちゃ嫌がってたわけなんですけど、行って来ちゃいました。
しばらくの間悩みまくってたが、金曜日にやっと予約をとった。
受付の人の対応がかなり優しかったからそこでとりあえず少し安心。
前日に電話しただけに朝から夕方まで予約がギッシリだったのだけど、
よく勇気を出して電話をくれましたねな雰囲気で無理矢理入れてくれた。
15、6歳の時に行ってたのとは別のとこ。
彼サンが探してくれ、そして一緒に行ってくれた。
土曜の朝、彼サンがうちの地元まで電車で来て、
駅からK市の病院(隣の隣の地域)まで自転車で2ケツして行った。
自転車の所要時間は1時間ちょい。
なんか中学生みたいだけど・・
チャリブームはしばらくおさまりそうにない( *´艸`)
無事クリニックに到着。
でも付いたら不安爆発。
不安と言うか憂鬱と言うか怖いと言うか・・・帰りたいと。
彼サンと一緒じゃなかったら確実に入り口のとこでくるっと回って逃げ出しただろう(σ´д`)σЙё
覚悟を決めて入りましたが。
待ってる間は妄想爆発、と(怪
一人の世界を泳いでましたね(もちろん溺れかけで。
「もうちょっと待ってね」と言いに来た受付の人に
「先生って怖い人ですか?」とか聞いてるわけで、
後から思えば恥ずかしいこと聞いちゃったなと。
とりあえず恐怖だったと。
そしてフと「あたしは何の為に此処に来たのだろう?」と疑問に思ったり(今更。
あたしが恐怖でだいぶ我を失ってたからか
彼サンが診察の時中まで付いてきてくれると言ってくれた。
実際1対1なんて環境に耐えられそうになかったが、
でも18歳のくせに自立してない子だなーと思われる方が耐え難いことだと思い診察には一人で入った。もうどうにでもなれとd(´∀`。)
センセーの第一印象はヨカッタ。想像してたよりヨカッタ。
センセーの笑顔見るととりあえずホっとすることができた。
「今日はどうされましたー?」
「えっと、過食症なんです」
「あら、それは大変。毎日するの?」
「はい」
「何回くらい?」
「1回ですむ時はすむけど大抵2〜3回位」
「ほう・・もしかして朝から晩までずっとやってる?」
「はい、起きてる間ずっとやってたりすることが殆どです」
「あららららら〜。それは大変だ。いつから?」
「15の時です」
「ほうー。大分前だねー。今は高3かな?」
「いえ、中退してます」
「今は何してるの?」
「何もしてないです」
「じゃァ家では何をして過ごしてる?」
「えっとー・・食べるかネットをしてるかです」
「過食してる時は何も考えずにすむのかな?」
「いえ、過食してる時の方が色々考えてしまいます」
「何を考えるのかな?」
「過去のことへの後悔とか、これからの不安とかです」
「うんうん。じゃァ食べてない時はそれらは考えずにすむ?」
「食べてない時はそれらを考えるより食べたい食べたいの衝動ばかりです」
「うんうん、なるほど。」
「趣味は何ですか?」
「ぇ、趣味?!ぇーと・・・ぇーと、うーん・・・・(考えすぎ)。」
「特に無いかな?」
「えっと・・英語くらい(趣味なのか?」
「ほほう。じゃー今英語の勉強とかしてるの?」
「いや、全然してないです(苦笑。」
「うんうん、なるほど。」
「高校は何処に行ってたの?」
「S南高校です」
「あーそうなの。僕その学校に行ってるんですよー(精神科医として」
「へぇーそうなんですかー(実は知ってた。)ははは〜」
−今まで行った病院、クリニックのセンセーとか治療の話やカナダでの話等(省略)−
「どんな治療がしたいとか何かイメージあります?」
「ぇ、治療のイメージですか?!えーと・・・んーよくわからないです。」
「そうかそうか、うん。今センセー考えててねぇ。どんな治療がいいだろうって」
「はァ・・(そんなバリエーションがあるのか?」
「今まで薬は何を処方されてた?」
「ルボックスを」
「効いた?」
「効かなかったです・・(苦笑」
「うんうん。」
「パキシルっていうのがあるんだけどね。僕はそれを試してみたらどうかなーと思って」
「はい(名前は知ってる」
「ルボックスと同じSSRIなんだけどね。やっぱり多少違うので。」
「はい」
「でもまァ摂食障害は薬で治るものでは無いんですよ。」
「はァ」
「元々鬱で、それが原因で摂食障害が発症した場合は薬で解決したりするだけど、
今話を聞いてみるとそうではないみたいだから。」
「はい・・」
「ちょっと理解しにくいかもしれないけど、難しかったら遠慮なく言ってね」
先生がどういう風に言ったかそのまま書き出せないが、
大体こんな内容だった↓
中学生、高校生あたりは思春期と言ったりするんだけど中学生と高校生ではやっぱり全然違うの。中学生の心はまだだ子供である自分にとって苦しい状況にぶつかったとしても対応したり浄化する力がそこまで備わってない。
その為そのわだかまりをほっておくと摂食障害などの心の病気が発症する。
人間は中学生・高校生等、何度か節目があってそこを乗り越えて進路を考えて成長していくが、何も考えず自然にトントンとそこを通りすぎて社会人になって行く人もいるし、中学の頃から将来にしたいことを考えてそこに向かおうとする人もいる。でもそこで摂食障害が発症するとできないことが増えたり、何かをしようとしても過食が邪魔をして、どうにもこうにも前へ進めなくなったりする。そしてそうしてるうちに元々将来に目標があったのに自分が何をしたいかなんてわからなくなって目標を失ってしまう。
(15歳から今の状態を振り返ると、まさしくあたしはその状態に陥っている。)
摂食障害は薬物治療で治せる様な単純なものじゃない。
センセーのとこに来たからと言ってすぐ治るものでもない。
摂食障害を治すには数年単位の時間を見ておく覚悟はいる。
摂食障害を治す為には精神療法(正しくは精神分析的個人精神療法と言うらしい。いわゆるカウンセリング)を受けて過去で浄化しきれなかった問題を一緒に探して(←大抵本人には自覚が無く時間はかかるが)、カウンセラーの力を借りて浄化する必要がある。
まァこんな感じで説明してくれた。
分担執筆でだが摂食障害の本を著書してるだけあって
ダイエットが原因なんて言う素人並のアホ医者発言はさすがになかったd(▽`*)
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